NLPの考え方の前提として、「リソースはその人の中にある」という言葉があります。
私が好きな言葉の一つでもあります。
リソースとは、資源という意味ですが、この場合人の知識やスキルと考えたほうがわかりやすいのかな。
カウンセリングや、コーチング時にクライアントさんにアドバイス(新しい資源を提供する)するのではなく、対話、傾聴を通してその人の中から内的なリソースを引き出す、内的な答えに気づかせる事が重要という事。
私たちはついつい対話の中で自分のエゴを相手に押し付ける傾向がある為、アドバイスをせずに相手本人に気付かせるというのは簡単ではないことかもしれません。
それでも、内的から湧いてきた動機というものは強く作用する為、アドバイスされたり、教えてもらったものより強くその人の中に残りその人を良い方向に向かわせます。
逆に言えば、私たちはついつい自分にないものを求めてしまいがちですが、自分の中にあるすでにある沢山のリソースに気付き、上手く活用することで事で、自ら望む未来に形成することが可能という事です。
これって私自身についてもあてはまる事で、コーチやコンサルタントとして活動する中でついつい自分を信じ切れずに、無難な選択をしてしまうことがあります。そんなときに自分自身で、時には仲間から「自分の中に全ての市リソースはある。それだけの事をやってきただろう!」と強く動機付けを貰うタイミングもあるのです。
「リソースは既にその人の中にある」についてでした(^_^)